
一羽を飼う度死なせていた私にとって
うさぎをもう一度飼うときは、『兄弟で』と決めていた。
寂しくなくさせたい、でもメスは私だけでいい、
オス同士は喧嘩するけど兄弟だったら・・・
という視野のなかでの狭い決定であった。
でも実際きてみると、あまりにもマウンティングがすごくて、
せっかくの公園での近所の子供たちとの触れ合いも
野外の「性教育」みたいになってしまった。
これでは恥ずかしいと思い、もう一頭メスがほしいとむくむく欲望が湧いてきた。
そのとき、ヒマラヤンばかりを育てておられる某有名サイトのなかから、
多分劣悪遺伝子(ヒマラヤンの模様の)の子達を沢山オークションに出されているのを見つけた。
うちは3羽ともオークションでお迎えしたわけだ。
でもその頃ヒマラヤン メス という表示だったので落札した。
お顔に似合ってとってもふわふわした真っ白の仔で、
そのほわんとした性格から「ホア)と名づけられたその仔は
いっつももぐもぐと何かを食べているのが気になったけれど、
あとはかわいい女の子っぽい子だった。
私と父はもうちびちゃんにメロメロになってしまって
それこそ初めてきたお姫様だったので蝶よ花よともてはやしていた。
そして2ヶ月が過ぎた頃・・・
ホアが兄弟におしっこを引っ掛けているのをみた。
オスのうさぎは頻繁におしっこを引っ掛ける、
それはいい、それは臭い、でもそれはいい。
でも女の子がそれをしちゃあいけないさー。
そうするとガッと兄弟の背中に乗り、豪快なマウンティングをし始めた。
いや、そんなことまで覚えたの・・まあ、それはメスでもすることもあるって・・・
・・・・・・・・お前見せてみろ
私はおもむろにホアの腹部をめくってみた。
なんとそこには
ぶら〜ん ぶら〜ん
「!!!!!!!」
そう。あの触って楽しい、なんともいえない感触、やわらかさ、
一気におとなしくなるオスの弱点。
「おおうおおおおぅおうお前ぇぇぇぇっ!玉ついとるやないかぁぁぁぁ!)

そう。お姫様は王子様だったのです。









